占いの鑑定書とは|書かれていることと読み方
占いの鑑定書は、生年月日などの生まれの情報から占い師が読み解いた内容を、図と文章でまとめた書面です。多くは基本情報、命式表やホロスコープなどの図、性格と才能、恋愛や仕事、時期ごとの運勢の流れ、相談への回答で構成されていて、最初に基本情報と図の数字を確かめてから文章を読むと、内容がすっと頭に入ります。
この記事の要点
- 鑑定書は読み解きの結果を図と文章でまとめた書面
- 最初に生年月日や出生時刻など基本情報の誤りを確かめる
- 図は命式表・ホロスコープ・九星盤など占術で形が違う
- 時期の流れは手帳に写し、実際の予定と並べて読む
- 分からない箇所は印をつけ、まとめて質問する
占いの鑑定書とは
鑑定書は、占い師が占術を使って読み解いた結果を、後から読み返せるように書面にまとめたものです。メールの本文やPDF、印刷した冊子など形はさまざまで、対面や電話の鑑定に添えて渡されるものと、鑑定書の作成だけを申し込むものがあります。
内容の広さで分けると、性格や才能から人生の流れまでを一通り読む総合鑑定書、恋愛・仕事・結婚など一つのテーマに絞った鑑定書、一年から数年の運勢の流れを読む年運の鑑定書の三つが多く見られます。四柱推命や西洋占星術のように生年月日から読む占術が中心ですが、タロットの展開を写真と解説で残す鑑定書もあります。
話して受ける鑑定は、その場で質問できる代わりに内容が手元に残りません。鑑定書は、聞いたことを忘れずに読み返せる点と、図や数字の根拠が示されている点に価値があります。気持ちが揺れたときや、年が替わって時期の流れを見直したいときに開ける、手元の地図のような役割を持ちます。
鑑定書に書かれる主な項目
鑑定書の構成は占い師や占術によって違いますが、次の項目が並ぶことが多く見られます。
- 基本情報:氏名、生年月日、出生時刻、出生地、性別など、計算に使った情報
- 図:命式表、ホロスコープ(出生図)、九星の盤など、読み解きの根拠
- 性格と持ち味:生まれ持った性質、強み、つまずきやすい点
- 才能と適職:力を出しやすい分野や働き方
- 恋愛・結婚・人間関係:惹かれやすい相手、関係の育て方
- 時期の流れ:年ごと、数年ごとの運勢と、動きやすい時期・整える時期
- 相談への回答:申し込みのときに書いた質問への答え
- 開運のヒント:吉方位、ラッキーカラー、日々の心がけなど
総合鑑定書では、このうち時期の流れの分量が多くなりやすく、十年ごとの大きな流れと一年ごとの細かな流れを分けて書くものもあります。テーマを絞った鑑定書は図の解説が短く、相談への回答に多くの紙面が割かれます。申し込む前にどの項目が入るのかを確かめておくと、受け取ってから「知りたいことが書かれていない」と感じることを防げます。
| 項目 | 書かれていること | 読むときのポイント |
|---|---|---|
| 基本情報 | 生年月日・出生時刻・出生地・性別 | 申し込んだ内容と一字ずつ照らし合わせる |
| 図(命式表・ホロスコープ・盤) | 計算で出した生まれの配置 | 本文のどの説明の根拠かを結び付けて読む |
| 性格と持ち味 | 生まれ持った性質、強みと弱み | 納得した言葉に線を引き、三つに絞る |
| 才能と適職 | 力を出しやすい分野や働き方 | 今の仕事で使えている点と使えていない点を分ける |
| 時期の流れ | 年ごと・数年ごとの運勢 | 手帳に写し、実際の予定と並べる |
| 相談への回答 | 申し込み時の質問への答え | 答えを今月の行動一つに置き換える |
命式・ホロスコープ・九星盤など図の読み方
鑑定書の図は、文章で書かれた読み解きの根拠です。図の形は占術ごとに違うので、まず自分の鑑定書がどの占術の図を載せているかを確かめ、それぞれの見る順番を押さえておくと読み進めやすくなります。
四柱推命の命式表
四柱推命の鑑定書には、年柱・月柱・日柱・時柱の四つの柱を並べた命式表が載ります。各柱の上段が天干、下段が地支で、その周りに通変星、十二運、蔵干などが書き込まれます。命式の三柱で説明しているように、日柱の天干である日干が本人を表すので、まず日干の一字を探し、そこから他の欄を読むと迷いません。出生時刻が分からない場合は時柱が空欄になり、星占堂の命式も時柱を出さない三柱で示しています。命式表の下に、十年ごとの運の区切りである大運の表が付く鑑定書もあります。
西洋占星術のホロスコープ
ホロスコープは、生まれた瞬間の空を円で表した図です。円の外周に12星座が並び、内側に太陽・月・水星などの天体の記号が置かれ、円を12に区切った区画がハウスです。天体どうしを結ぶ線はアスペクトと呼ぶ角度の関係で、線の色や種類で調和の角度か緊張の角度かを描き分けます。円の左端にあたる位置がアセンダント(ASC)、上の端がMCで、出生時刻が分からないとこの二つとハウスは正確に出せません。
九星気学の盤
九星気学の鑑定書には、生まれ年の本命星、生まれ月の月命星と、年盤や月盤の図が載ります。九星の盤は南を上に描くのが伝統なので、ふだんの地図と上下・左右が逆に見える点に気をつけます。盤の中で自分の本命星がどの方位に入っているかを探すと、その年の運勢の説明と図の関係がつかめます。
鑑定書を受け取ったら最初に確かめること
鑑定書を開いたら、本文を読む前に基本情報の欄を確かめます。生年月日の数字が一つ違うだけで、命式も本命星もホロスコープも別の人のものになってしまうからです。
- 生年月日と出生時刻、出生地が申し込んだとおりか
- 1月や2月初めの生まれなら、年の境目を立春で扱っているか
- 出生時刻が分からない場合、どう扱ったかが書かれているか
- 図の数字と本文の説明が食い違っていないか
1月1日から立春の前日までに生まれた人は、九星気学や四柱推命では前の年の生まれとして扱われます。鑑定書の本命星や年柱が、生まれた年の暦の干支とずれていても誤りとは限らないので、まず境目の扱いを確かめてください。出生時刻については、正午で仮に計算する方式や、時刻を使う項目だけを省く方式など、扱い方がいくつかあります。どの方式でも、そのことが鑑定書に書かれていれば、結果を読み解く手がかりになります。
明らかな誤りに気づいたときは、作成した占い師に連絡して確かめてもらいます。計算の元が違っていると、その後の読み解きもすべて変わるので、遠慮はいりません。
時期の流れと運勢の読み方
鑑定書で読み違えやすいのが、時期の流れの部分です。良い時期と書かれていると何もしなくてもうまくいく、慎重な時期と書かれていると悪いことが続く、と受け取ってしまうと、鑑定書が行動を縛るものになります。時期の説明は、その期間に力を入れると動きやすいことと、丁寧に進めたいことの目安として読みます。
読みやすくするこつは、時期の流れを自分の手帳やカレンダーに写すことです。年ごとのテーマを手帳の年間ページに書き、月ごとの動きやすい時期に印を付けると、仕事の計画や引っ越し、資格の勉強などの予定と並べて見られます。九星気学の年運なら年の切り替わりは立春、月の運は節入りからなので、カレンダーの1日とずれる点も書き添えておきます。
十年単位の大きな流れが書かれている場合は、今がその流れのどのあたりにいるかを確かめます。過去の区切りの年に、実際に進学や転職、引っ越しなどの変化があったかを振り返ると、鑑定書の読みと自分の歩みの重なり方が分かり、これから先の部分も落ち着いて読めます。
受け取った後の活かし方
鑑定書は、一度読んで終わりにすると内容の多くを忘れてしまいます。次のように使うと、手元に置く意味が大きくなります。
- 読みながら、しっくりきた箇所に線を引き、違和感のある箇所に印を付ける
- 線を引いた箇所から、今月できる行動を一つ選んで書き出す
- 印を付けた箇所と分からない用語をまとめ、質問として整理する
- 半年後や年の切り替わりに読み返し、当てはまったこととずれたことを書き足す
違和感のある箇所は、読み違いか、自分がまだ気づいていない面のどちらかであることが多いものです。質問できる期間や回数が決まっている鑑定書なら、その範囲で確かめると理解が深まります。自分の場合はどう読むのかを、図を見ながら占い師に詳しく説明してもらうと、文章だけでは分かりにくかったつながりが見えてきます。
鑑定書には個人情報が多く含まれるので、保存する場所にも気を配ります。PDFは自分だけが開ける場所に保存し、紙の冊子は人目に触れない場所にしまっておくと安心です。
よくある質問
- 鑑定書と鑑定はどう違いますか?
鑑定は占い師が読み解いて伝える行為そのもので、鑑定書はその結果を書面にまとめたものです。対面や電話の鑑定は会話で伝えるため内容が残りませんが、鑑定書は何度でも読み返せます。話で聞いた内容を鑑定書で確かめる、という組み合わせ方もできます。
- 鑑定書の料金はどのくらいですか?
一つのテーマに絞った鑑定書は数千円、性格から運勢の流れまで読む総合鑑定書は1万円を超える幅が多く見られます。料金は、読む占術の数、何年分の流れを書くか、ページ数や図の多さで変わります。申し込む前に、入る項目と届くまでの日数を確かめておきます。
- 出生時刻が分からなくても鑑定書は作れますか?
生年月日だけで作れる鑑定書は多く、四柱推命なら年柱・月柱・日柱の三柱、西洋占星術なら天体の星座で読みます。時刻が必要な時柱やハウス、アセンダントは省かれるか、仮の時刻で計算されます。母子手帳などで時刻が分かると読める範囲が広がるので、申し込む前に確かめておくと安心です。
- 鑑定書に厳しいことが書かれていたらどうすればいいですか?
厳しい内容は、その面で気をつけると良いことを教える注意書きとして読みます。書かれた時期や場面で準備や確認を丁寧にすれば、内容を行動に生かせます。不安が強く残るときは、その箇所の意味を占い師に質問するか、信頼できる人に話して受け止め方を整理してください。
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