2月の誕生石

2月の誕生石は、紫色のアメシストと、光の筋が浮かぶクリソベリル・キャッツアイの2つです。このページでは、それぞれの色や硬さ、産地、一般的に紹介される石言葉、贈るときや身に着けるときの選び方を紹介し、2021年の改定でどちらが加わったのかも整理します。

要点

  • 2月の誕生石はアメシストとクリソベリル・キャッツアイの2種類です。
  • アメシストは紫色に色づいた石英で、和名は紫水晶、モース硬度は7です。
  • アメシストは強い日光に長く当て続けると色が薄くなることがあります。
  • クリソベリル・キャッツアイは、光を当てると一筋の光の帯が浮かぶ金緑石です。
  • クリソベリル・キャッツアイのモース硬度は8.5で、傷がつきにくい石です。
  • クリソベリル・キャッツアイは2021年12月の改定で加わりました。
2月の誕生石(2021年12月改定)
石石言葉備考
アメシスト誠実、心の平和1958年の制定時から
クリソベリル・キャッツアイ先見の明、慈愛2021年の改定で追加

アメシスト

アメシストは、石英(クォーツ)のうち紫色に色づいたもので、和名を紫水晶といいます。淡いラベンダー色から濃い赤紫まで色の幅があり、色が濃く均一なものほど高く評価されます。モース硬度は7で、日常のアクセサリーに使いやすい硬さです。主な産地はブラジル、ウルグアイ、ザンビアなどです。強い日光に長く当て続けると色が薄くなることがあるため、窓辺に置いたままにせず、使わないときはケースにしまいます。紫は落ち着きと華やかさを併せ持つ色なので、職場でも着けやすい小ぶりのピアスや、ニットに映えるペンダントとして贈ると使う場面が広がります。手に取りやすい価格帯のものが多いのも、贈り物として選びやすい点です。

クリソベリル・キャッツアイ

クリソベリル・キャッツアイは、金緑石(クリソベリル)の中でも、光を当てると表面に一筋の光の帯が現れるものを指します。この帯は、内部に平行に並んだ細い針状の内包物が光を反射して生まれるもので、猫の目のように見えることから名前がつきました。宝石の世界で単にキャッツアイと呼ぶ場合は、この石を指します。色は蜂蜜色や黄緑、褐色が中心で、モース硬度は8.5と硬く、傷がつきにくい石です。主な産地はスリランカ、ブラジル、インドなどです。光の帯を見せるためにドーム型のカボションカットに仕上げるので、指輪にすると手を動かすたびに帯が動く様子を楽しめます。落ち着いた色合いは、年齢を重ねた家族への贈り物にもよく合います。

2月の誕生石が決まった経緯

日本の誕生石の一覧は、1958年に全国宝石商協同組合(現: 全国宝石卸商協同組合)がアメリカの誕生石にサンゴとヒスイを加えて制定したものが始まりです。それから63年ぶりとなる2021年12月に改定が行われ、10種類の石が追加されました。2月ではクリソベリル・キャッツアイがこのとき加わった石で、アメシストは改定前から続く2月の誕生石です。

よくある質問

2月の誕生石はどちらを選べばいいですか?
どちらも2月の誕生石なので、色の好みと使い方で選びます。紫が好きな人や手に取りやすい価格で探したい人にはアメシスト、硬く傷がつきにくい石を長く使いたい人にはクリソベリル・キャッツアイが合います。両方を並べて、相手の服や肌の色になじむ方を選ぶのも一つの方法です。
クリソベリル・キャッツアイは昔から2月の誕生石だったのですか?
いいえ、2021年12月の改定で加わった石です。1958年に一覧が定められてから63年ぶりの改定で、2月にはこの石が追加されました。アメシストは改定前からの2月の誕生石で、今も一覧に含まれています。
猫の目のような光の帯をきれいに見るにはどうすればいいですか?
光の帯は、一方向から光が当たったときにはっきり浮かびます。晴れた日の屋外や、スポットライトの下で見ると帯が細く鮮やかに見えます。購入するときは、石を傾けて帯が中央をまっすぐ動くかどうかを確かめます。
アメシストの色が薄くなるのを防ぐには?
強い日光や高温の場所に長く置かないことが基本です。使い終わったら柔らかい布で拭き、光の当たらないケースにしまいます。夏場の車内に置いたままにすることも避けます。
アメシストとシトリンには関係がありますか?
どちらも石英の仲間で、色の違う変種です。アメシストは加熱すると黄色に変わる性質があり、市場に出回るシトリンにはこの方法で色を変えたものも多くあります。11月の誕生石であるシトリンと組み合わせ、紫と黄色の2色のアクセサリーにする楽しみ方もあります。

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