4月の誕生石

4月の誕生石は、ダイヤモンドとモルガナイトです。無色の強い輝きと、桜を思わせる淡いピンクという対照的な2つの石について、鉱物としての性質、産地、石言葉、贈るときの選び方をこのページで解説します。2021年の改定でどちらが加わったのかも確認できます。

要点

  • 4月の誕生石はダイヤモンドとモルガナイトの2種類です。
  • ダイヤモンドは炭素の結晶で、天然の鉱物の中で最も硬いモース硬度10です。
  • ダイヤモンドは硬い一方で、特定の方向に割れやすい性質を持ちます。
  • モルガナイトはピンク色の緑柱石で、モース硬度は7.5〜8です。
  • モルガナイトは2021年12月の改定で加わりました。
  • ダイヤモンドは改定前から4月の誕生石です。
4月の誕生石(2021年12月改定)
石石言葉備考
ダイヤモンド永遠の絆、純潔、不屈1958年の制定時から
モルガナイト優美、愛情2021年の改定で追加

ダイヤモンド

ダイヤモンドは炭素だけでできた結晶で、天然の鉱物の中で最も硬く、モース硬度は10です。無色透明のものが代表的ですが、黄色、ピンク、青などの色を持つものもあります。品質はカラット(重さ)、カット、カラー(色)、クラリティ(透明度)の4つの基準で評価され、頭文字から4Cと呼ばれます。主な産地はボツワナ、ロシア、カナダ、オーストラリアなどです。非常に硬い一方で、特定の方向に割れやすい性質も持つため、硬い物に強くぶつけないよう気をつけます。婚約指輪の定番として知られる石ですが、小さな一粒のペンダントやピアスなら毎日の装いにも取り入れやすく、節目の誕生日の贈り物にも選びやすい形です。

モルガナイト

モルガナイトは、緑柱石(ベリル)のうちピンクから桃色、サーモンピンクに色づいたものです。アクアマリンやエメラルドと同じ鉱物の仲間で、色のもとは微量に含まれるマンガンです。モース硬度は7.5〜8で、透明度の高い結晶が多く、大きめにカットしても濁りの少ない柔らかな色を楽しめます。主な産地はブラジル、マダガスカル、アフガニスタン、モザンビークなどです。淡い色は肌になじみやすく、ピンクゴールドの地金と合わせると全体がやさしい印象にまとまります。ダイヤモンドより手に取りやすい価格のものが多いので、初めての誕生石として贈る場合や、大ぶりの石を気軽に楽しみたい人への贈り物に向いています。

4月の誕生石が決まった経緯

日本の誕生石は、1958年に全国宝石商協同組合(現: 全国宝石卸商協同組合)が、アメリカの誕生石にサンゴとヒスイを加える形で定めたものです。2021年12月、63年ぶりとなる改定で10種類の石が一覧に加わりました。4月ではモルガナイトがこの改定で新しく入った石です。ダイヤモンドは改定前から4月の誕生石で、改定後も変わらず一覧に含まれています。

よくある質問

ダイヤモンドとモルガナイトはどちらが4月の正式な誕生石ですか?
どちらも4月の誕生石です。ダイヤモンドは改定前から、モルガナイトは2021年12月の改定から一覧に入っています。新しく加わった石も、従来の石と同じように4月の誕生石として扱います。
ダイヤモンドは硬いので傷つかないのですか?
表面に傷がつきにくい石ですが、特定の方向には割れやすい性質があります。ドアや机の角に強く当てると欠けることがあるので、力仕事のときは外しておきます。また、ダイヤモンド同士は互いに傷をつけ合うため、1つずつ分けて保管します。
モルガナイトに合う地金は何ですか?
淡いピンクの色合いには、ピンクゴールドやイエローゴールドがよく合います。ピンクゴールドは全体を柔らかくまとめ、イエローゴールドは温かみを足します。すっきりとした印象にしたい場合は、プラチナやホワイトゴールドを選ぶと石の色が引き立ちます。
4月生まれの子どもへの贈り物にはどちらが向いていますか?
成長してから長く使ってもらうことを考えるなら、小粒のダイヤモンドのペンダントは流行に左右されにくい選択です。明るく親しみやすい色を贈りたいなら、モルガナイトが向いています。最初は小さな石を贈り、節目ごとに買い足していく方法もあります。
ダイヤモンドの4Cとは何ですか?
ダイヤモンドの品質を評価する4つの基準のことです。カラットは重さ、カットは研磨の仕上がり、カラーは色、クラリティは内包物や傷の少なさを表します。贈り物に選ぶときは、4つすべてを最高にするより、予算の中でどこを重視するかを決めると選びやすくなります。
モルガナイトはアクアマリンと関係がありますか?
どちらも緑柱石(ベリル)という同じ鉱物の仲間です。微量に含まれる成分の違いで、マンガンを含むとピンクのモルガナイト、鉄を含むと水色のアクアマリンになります。3月生まれと4月生まれの家族で、同じ鉱物の色違いをそろえる贈り方もできます。

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